荷待ち・附帯業務、別料金にしたいけど言い出せない
手積み・手降ろし、検品、長い荷待ち時間。「これ、運賃とは別にもらいたいよな」と思いつつ、結局いつも通りの請求で済ませてしまう。そんなことはありませんか。
分かってはいる、でも言い出せない
運送と附帯業務は別の仕事。荷待ち時間だって、本来は待たされている側にも言い分がある。そのくらいは、現場をやっていれば当然分かっていることだと思います。
問題は「分かっている」ことと「実際に請求する」ことの間にある、大きな距離です。長年の付き合いだから。今さら言うのも気まずいから。そうやって、これまで通りにしてしまう。これは珍しいことではなく、業界全体でよくある話です。
実は、後押ししてくれる流れがある
長い間、荷待ちや附帯作業は「運賃に含まれるサービス」として扱われがちでした。でも今は違います。2024年施行の約款改正では、運賃・附帯業務料金・待機時間料をきちんと分けて書く様式が整えられました。
つまり「別料金にしたい」という考え方は、もはや個社のわがままではなく、業界のスタンダードになりつつあるということです。
言い出すときの、小さな一歩
いきなり「待機料金をください」と切り出す必要はありません。まずは実態を見えるようにするところから始めてみましょう。
- どの荷主で、どれくらいの荷待ちが発生しているか記録する
- 附帯業務にかかっている時間・内容を洗い出す
- 「到着後30分は無料、それ以降は◯分ごとに請求」のようなルールを提案する
「大変だから」ではなく「これだけの時間・作業が発生しています」と数字で示す。それだけで、話の受け止められ方が変わってきます。
口約束で終わらせない
「別料金にします」と話しただけでは、後々「言った・言わない」になりがちです。運賃・附帯業務料金・待機時間料を項目ごとに分けた書面にしておくと、お互いに安心です。
いいねのミカタでは、こうした項目をあらかじめ分けて整理した書面のひな形を、自社の状況に合わせて用意できます。「言い出せない」の一歩先へ、ここから進めます。